GWの休日を使って、モニタースピーカーのチューニングをしました。
サウンド制作用なのでできるだけ音に飾り付けが無く細部まで聞き込めるセッティングが肝要です。
モニターはNS-10M Studioを利用してますが、大音量で無くてもmix作業ができるようなセッティングを目指しています。
セッティングに関して全部書くと長くなってしまうので省略。そのなかで、今回もっとも効果が高かったのがAuralexのMoPad。
MoPad自体は以前から使っていたのですが、今回使用方法をいちから見直して角度と高さを再調整しました。NS-10M Studioが苦手としている80Hz以下の低音域の再生能力が上がりました。
最後に全体のバランスを取るために、トゥイーターにレゾナンスチップ・クライオを左右一個ずつだけ設置。これで低域から高音まで広いレンジをバランス良く再生できるようになりました。
残る課題は定在波によるディップです。スペアナで確認すると、部屋の短手方向に定在波が発生していることが分かります。これはすぐに修正が難しいので後日少しずつ詰めていく予定です。
最近気になるのが、ここまでブロードバンドや3G携帯が普及していながらサウンドのクオリティに注意を払っていないネットコンテンツが多すぎるということ。
サンプリングレートを落とすときのディザリングが無かったり、携帯スピーカーで再生されることを意識していないマスタリングが非常に多いと感じています。
ちょっとしたサウンドがその場の世界観や雰囲気を盛り上げてくれるものです。最低でもこれぐらいきちんとミキシングできる環境でサウンドを制作したいものです。
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