ネットカフェを仕事場にするという働き方で一旗あげた企業がある。このスタイルが気になったので、ちょっと試算してみた。首都圏でおなじことを1ヶ月やった場合、安オフィスを賃貸するのとあまり経費は変わらないようだ。
経費の部分はさておいて、条件によってはこのようなスタイルで起業することもひとつの方法として有効であろう。普段はSOHOでミーティングのときだけ集まるとか、敷金がかからないとか短期的に仕事をするには有効である。
このようなスタイルとはちょっと違うが、20年近く前、ゲームコンテストで入賞して商品化された「モールモール」というパズルゲームにはこんな逸話がある。実はその作者は自宅にパソコンがなく、パソコンショップに弁当持参で通い詰め、そこでで開発してしまったそうである。
当時、まだパソコンは自分でプログラムを書いて使うという風潮がまだまだあったし、パソコン自体一部のマニア向け商品だったため、ショップでプログラムを書いて遊ぶというのは決して珍しいことではなかった。 とは言っても弁当持参でプログラムを書くというのには恐れ入る。
要は起業したいけど事務所を借りる資金がないとかそういうのは言い訳にすぎないということ。どうしても物事ってネガティブに考えがちだけど、なんとかしようと頭をひねればネットカフェで仕事してしまうとか、弁当持参でパソコンショップに通うとかアイデアが生まれるわけだ。
余談ですけど、Palm版モールモールを発見しました。
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